特捜9 season5

警察官が自らの銃を奪われ、後頭部を撃たれて死亡。現場には、長さ10センチほどの針金が残されており、これを空き巣に使うピッキングツールと踏んだ特捜班は、同様の手口で逮捕歴のある男の身柄を確保するのだが…。

ランニングをしていた浅輪直樹は、歩道橋から転落死している入江慎平を発見。入江から押収したICレコーダーには、有名タレント・松田省吾の誘拐をほのめかす音声が残っていた。直樹と新藤亮は松田宅に訪れ…。

高尾由真が特捜班に新たに配属となった直後、殺人事件が発生し、捜査に加わる。被害者は著名な舞台演出家・獅子山伊吹で、何者かに絞殺されたようだ。ところで首に残る索条痕は、少し特殊な形状だった。

マンションの一室で、有名出版社の編集者・郷田次郎の撲殺遺体が発見された。彼の婚約者が、売れっ子小説家の真琴との報道があっため、建物入り口にはマスコミが押しかける。聴取される真琴は特捜班を煙に巻き…。

ある日、村瀬健吾と小宮山志保が歩いていると、偶然、心肺停止となった男性と遭遇。救急隊員が駆けつけるが、彼は帰らぬ人となってしまう。一方、青柳靖と矢沢英明は、夫が急逝した富田加奈子の取り調べを行う。

料理代行業の女性・瑞希の身代わりとなり、ナイフを手に寺本の家に立てこもる滝口の人質となった小宮山志保。彼女が仕込んでいる小さなマイクを通して、滝口は寺本が帰ってくるのを待っていることがわかる。

30年前の大ヒット映画の続編『愛の巡礼』が世界同時プレミア公開されることに。そんななか、国木田班長に、『愛の巡礼』を配給する会社の社員・三条祐子から連絡が入り、翻訳家・磯村健の変死体を見せられる。

会社社長が刺殺された。捜査に進展はなく、特捜班はわずかな手掛かりを求めていた。そんななか、早瀬川真澄の解剖の結果、遺体から謎の付着物が見つかる。浅輪直樹と高尾由真は執念の捜査で被害者の財布を発見する。

人けのない道でスーツ姿の中年男性が怪しげな仮面の男にナイフで襲われて絶命。特捜班メンバーが現場を臨場したが身元を特定できるものは所持していない。しかし、上着のポケットから、あるチラシと名刺を発見した。

とある雑居ビル前の路上で、バーのオーナー・島田和樹の死体が発見された。青柳靖と矢沢英明が聞き込みをすると、第一発見者の話では、現場付近から制服姿の少女が飛び出してきて、バッジを落としていったと言う。

猪狩哲治が鑑識活動の講習会に登壇している時、参加していた小宮山志保に浅輪直樹から事件を告げるメールが飛び込んできた。あるマンションで香野裕哉が背中から血を流し絶命していた。凶器はプロが使用する包丁だ。