おとなりに銀河（ドラマ）

雨隠ギドさん原作、「おとなりに銀河」第１話。売れない漫画家・久我一郎（佐野勇斗）は仕事と家事に懸命な毎日を送っている。幼い妹のまち（小山紗愛）と弟のふみお（石塚陸翔）を学校に送り出し、締め切りを乗り切ろうとする一郎のもとに五色しおり（八木莉可子）という見知らぬ女性が訪ねてくる。「アシスタントをつとめます」という謎めいた彼女は…。

雨隠ギドさん原作、「おとなりに銀河」第２話。今夜も優しい恋の物語をお届けします。一郎（佐野勇斗）がしおり（八木莉可子）の体から出ているとげに触れたことで、ふたりの婚姻の関係が結ばれてしまった！　しおりはある島に暮らす流れ星の民の姫だという。理解を超えたできごとに一郎は動揺がおさまらないが、出版社に出かける彼にさらなる衝撃が…！

雨隠ギドさん原作、「おとなりに銀河」第３話。一郎（佐野勇斗）の体調不良はしおり（八木莉可子）との物理的な距離が離れたことによるという。婚姻の契約により、一郎はしおりの支配下にあるのだった。そんなややこしい状況にありながらも、一郎としおりはともに原稿にむかって仕事に励む。大きな山場に挑むふたりは…。

雨隠ギドさん原作、「おとなりに銀河」第４話。買い物に来た一郎（佐野勇斗）としおり（八木莉可子）。楽しい時間が流れるが、ふたりを縛る不思議なルールが一郎に影響を及ぼし、楽しいだけでは終わらない。そしてふたりの心は近づいて…。不思議な関係で結ばれたふたりに、このあといったい何が待っているのか？　目が離せない物語が続きます。

雨隠ギドさん原作、「おとなりに銀河」第５話。一郎（佐野勇斗）のアパートをある女性が訪れてくる。一郎と親しげにふるまう彼女の名前は、桃香（北香那）。通称「もか姉」と呼ばれる桃香は、一郎の幼なじみだという。胸の中にもやもやする思いが生まれるしおり（八木莉可子）だったが、実は桃香はしおりにとって重要な人でもあった。一郎としおりの「実験」が始まる。

一郎（佐野勇斗）としおり（八木莉可子）は、婚姻関係が自分たちに与える影響を検証しようとして、「実験」を開始する。どのくらい物理的に離れても大丈夫なのか、どのくらいの接触ならば不快感がないのか、実験は繰り返される。ふたりは自然なあり方にたどりつくことができるのか？　そしてしおりは桃香（北香那）からある事実を聞くことに…。

一郎（佐野勇斗）はしおり（八木莉可子）から思いを告げられる。それを境に、一郎もしおりもそれ以前のふたりとは同じではいられない。ある日、学校帰りのまち（小山紗愛）とふみお（石塚陸翔）は動物園できりんの赤ちゃんが生まれたことを知る。動物の絵が描かれたカードで遊びながら、しおりはきりんの絵を描こうとして外へと出かけていくが…。

雨が降り続き、一郎（佐野勇斗）はしおり（八木莉可子）が帰ってこないことを心配していた。しおりを探しに出かけた一郎は、本を買って帰ってくるしおりと出会う。きりんの絵を描くために、たくさんのきりんの本を買ったしおりにたいして、一郎は微笑ましいような思いがこみ上げていた。そして、今夜、みんなであることをしよう、となって…。

お付き合いを始めた一郎（佐野勇斗）としおり（八木莉可子）はある日、まち（小山紗愛）とふみお（石塚陸翔）と一緒に動物園に出かける。もしやこれは初デート？　ふたりとも内心ではそわそわする思いが止まらずに、挙動不審であることをまちに怪しまれる。そして、一郎としおりは、交際していることをまちとふみおに伝えることに。まちの反応は？

一郎（佐野勇斗）はアシスタント先が決まらないというしおり（八木莉可子）のことを元気づけようと、まち（小山紗愛）とふみお（石塚陸翔）と一緒に焼肉屋へ出かける。しかし、肉の焼き方もよくわかっていないことにしおりはかえって落ち込み、島での幼少期のことを一郎に話すのだった。一郎はしおりにたいしてあることを思いつく…。

一郎（佐野勇斗）がしおり（八木莉可子）に思いを伝える漫画を渡してから、ふたりはちょっと恥ずかしさが募る雰囲気に。まち（小山紗愛）、ふみお（石塚陸翔）、桃香（北香那）と一緒に墓参りに出かけ、一郎は亡き父に家族についての報告をする。そして帰り道、一郎はみんなからひとり離れて、再び父の墓前へ。しおりがそこに合流すると…。

年末が近づき、一郎（佐野勇斗）たちは家でクリスマスパーティーをすることに。しおり（八木莉可子）、桃香（北香那）、栗津（大津尋葵）、穂波（中田クルミ）も一緒になってパーティーの準備で盛り上がる。アパートの庭にイルミネーションを飾り付けて、みんなを楽しい時間をともに過ごす。そしてクリスマス当日がやってきて…。

一郎（佐野勇斗）としおり（八木莉可子）はキスを交わす関係に。しおりが体調を崩し、一郎が看病する。しおりは、島にいたころの孤独感や、島ではいつも島の民の声を心で聞いていたが東京に来てからはそれが聞こえなくなったことへの寂しさを、一郎に語る。そうしてふたりの夜は更けてゆき、朝がやってきて、しおりにある人物からの連絡が…。

しおり（八木莉可子）に電話をかけてきたのは、母親の都（河井青葉）。島に帰るように言う都にたいし、しおりは帰るつもりはないと答える。年も押し迫って大掃除をする一郎（佐野勇斗）たちだが、しおりは悩みが晴れなかった。　そして新しい年がやってきて、一郎たちは地元の商店街へ出かけ、そこで驚きの出来事が起こる。

商店街の福引きで家族一泊温泉旅行を当てた一郎（佐野勇斗）。しおり（八木莉可子）も驚くが、まち（小山紗愛）とふみお（石塚陸翔）と一緒に出かけることに。温泉やカラオケや星空を楽しみながら、しおりは一郎に自分の母親・都（河井青葉）が自分の行動を快く思っていないことを語る。しおりの助けになろうとして一郎は…。

一郎（佐野勇斗）はしおり（八木莉可子）の母・都（河井青葉）に電話で交際を宣言した。しおりは驚くが、電話が切れたあとには笑顔になるふたりだった。都と夫の健（前川泰之）はしおりにどう向き合うかを考える。温泉旅行を満喫する一郎たちだが、一郎は自分の咄嗟（とっさ）の行動を反省してもいた。そんな一郎にしおりは「ともに戦ってほしいと」告げて…。

一郎（佐野勇斗）としおり（八木莉可子）のもとにやってきたしおりの母・都（河井青葉）と父・健（前川泰之）。都はしおりが島に帰ろうとしないことも、一郎がしおりの婚姻の契約者であることも決して認めようとせず、しおりと都は対立する。一郎は都にしおりの選択をわかってもらおうとして、ある提案をする。

一郎（佐野勇斗）としおり（八木莉可子）の婚姻の契約を解除するために、馬門紅葉（坂田梨香子）と京吾（藤原大祐）が島から来た。しおりにひそかに思いを寄せる京吾は、一郎にたいして何かと突っかかる。そして一郎としおりは「ふたりがお互いを思う気持ちは契約がもたらした錯覚なのでは」と言われ、心が揺れて…。