参加要件
1. 参加要件
- 大会への参加
開発者のうちの最低一人は参加者として、本大会の会場へ来て、プログラムの操作をすることを原則とする。これは、本大会の目的の一つが、コンピュータ囲碁ソフトウェアの開発者が一堂に集い、情報を交換することであることから、きわめて自然な要請である - コンピュータの持ち込み
参加者は自分でコンピュータを会場に持ち込む。コンピュータを動かすために必要な電源ケーブルなども含む。 原則として自分で持ち込めるコンピュータであれば特に制限はない。ただし、各コンピュータが使用するワット数は参加申し込み時に報告をすること。1000Wを超える場合は事前に承認が必要となる。 - インターネットを用いたリモートホストの利用
リモートホストは以下の条件のもと利用を許可する。- 原則として参加者本人が現地に来ること。
- 参加者本人の責任でリモート操作を行うこと。
- 通信時間遅延などによる時間のロスは思考時間に含めること。
- 通信時間遅延に関して、本大会運営委員会は一切の責任を負わない。
リモートホストの利用のために運営側が用意するインターネット接続を希望する場合には、事前に本大会運営委員会にその旨とともに理由を伝えること。事前の申請がない場合には、運営側が用意するインターネットの利用を認めない場合がある。また、リモートホストを使う場合、接続テストを大会前日に行うことを強く推奨する。
2. プログラム
- 思考部に求められる要件
#(他のソースコードを用いるプログラムだけでなく、すべて開発者によって書かれているプログラムであっても)すべての参加者は、参加申し込みの際に自身のプログラムの機能を説明するアピール文を提出する必要があります。このアピール文は大会HPで公開されます。
#アピール文のフォーマットは自由ですが、プログラムの技術的特徴についてA4サイズのPDF形式で作成することが強く推奨されます。ページ数は問いません。このアピール文は独創賞選考でも利用されます。
(次の手を選ぶための)思考部としては、以下のいずれかの要件がある必要があります。
- 思考部のソースコードが開発者自身により書かれているプログラム。
- すべてが自身で書かれていなくとも、他に何らかの明示的で独自な工夫のあるプログラム。例えば、作者から本大会で使用することが許可されたソースコードを使い、さらに明示的な独自の工夫を加えたプログラムも参加することができる。(ただし、どのプログラムを利用したか、またどのような工夫が加えられたかについて、明確にアピール文に記載しなければならない。)
- すべてのプログラムに求められる機能
- 連続パス2回で終了した場合、勝敗を表示すること。
- 通信対局規約で定める通信機能を有すること。
- 持ち時間を30分だけでなく、20分、15分、10分にも変更して対戦できること。
3. 対局
- ネットワークを通した対局
対局は TCP/IP ネットワークを通して行われる。通信対局に関しては「通信対局規約」を参照すること。 - 通信対局機能を持たないプログラムの場合
通信対局機能を持たないプログラムは,入力プログラム等を通して参加者が自ら入力することも可能である。 その場合,次のルールが適用される。
参加者は,自らのプログラムが示した通りの手を打たねばならない。
対局中に,自らのプログラムが示した以外の手を打ったことが判明した場合には即負けとする。
手入力にかかる時間も合わせて持ち時間から引く。
手入力のミスに関しては,その復元にかかる時間も持ち時間から引く。 - 対局におけるコンピュータの操作
操作者は、対戦の途中で新たな情報をコンピュータに対して与えたり、プログラムを改訂したりしてはならない。
不明点等はこちらよりお問い合わせ下さい。