いつの時代も、始まりがあれば終わりがある。谷川浩司九段の32期続いた連続A級在籍記録も終わりの時を迎えた。しかし、谷川にとって今期最終局となった本局は「始まりの一局」であるといってもいいだろう。日本将棋連盟の会長と現役棋士という、とてつもなく大きな二足の草鞋を履いている谷川だが、本人も覚悟の上で日々戦い続けている。今年度の谷川は富士通杯達人戦で優勝を飾ったり、そのほかの棋戦でも本戦・リーグ戦入りする等、十分な存在感を示している。これからも会長そして棋士として戦い続ける谷川。本局は新たなスタートの一局としてふさわしい、力強い将棋が期待される。
一方、深浦康市九段にとってもA級順位戦での経験は決して楽なものではなかった。それまでは昇級した期のA級順位戦で必ず陥落してしまうという不名誉なジンクスがあったが、その苦々しい記録も前期で幕を閉じた。今期は既に残留を決めており、その中にはタイトルホルダーの羽生三冠・渡辺二冠両者に勝った一局が光る。今期のA級順位戦は、深浦にとってこの先の新たなステージへ進む始まりの一期となったであろう。
果たして両者は今期A級順位戦をどのように締めくくるのだろうか!?
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※2014年2月20日時点での情報です。