棋界屈指の研究家である三浦弘行九段対「さばきのアーティスト」こと久保利明九段の一戦。本局は両者にとって見えざるプレッシャーとの戦いでもある。というのも、最終戦で郷田九段、屋敷九段両名が勝った場合、本局の敗者が降級となってしまうのだ。
今年度の三浦はまさに激動の1年であった。まずは第2回電王戦に大将として出場、4月には「GPS将棋」と将棋史に残る激闘を繰り広げた。8月には12年越しの九段昇段を果たした。年が明けると、第39期棋王戦で挑戦を決め、今まさにタイトルホルダーの渡辺棋王と五番勝負を戦っている最中。本局に勝って残留を確定させると共に棋王戦に向けての弾みにもしたい。
一方、久保も今年度はJT将棋日本シリーズで2年連続羽生三冠を破って連覇を達成。今期A級もここまで4勝4敗と指し分けの成績を残している。しかし、冒頭の通り指し分けでも残留が確定していないというのがA級順位戦の恐ろしいところ。最終戦の結果によっては、4勝5敗で4名が並び、順位最下位の久保がいわゆる「頭ハネ」を喰らって降級してしまう。久保にとっては本局に勝ち、自力で残留を確定させたいところだろう。
互いにとって、勝って残留を確定させたい最終戦、果たして制するのは!?
>>TOPページへ戻る | ||||
3/3 UPDATE! |
3/3 UPDATE! |
3/3 UPDATE! |
3/3 UPDATE! |
3/3 UPDATE! |
2/21 NEW! |
3/5 UPDATE! |
3/5 UPDATE! |
3/11 UPDATE! |
2/27 NEW! |
2/20 NEW! |
3/3 NEW! |
3/3 NEW! |
※2014年2月20日時点での情報です。