C1→B2昇級について

今のお気持ちをお聞かせください。

上がれてほっとしております。

 順位戦について

今期の順位戦の中でキーポイントとなった
対局はありますか？

2回戦の片上六段戦、8回戦の小林(裕)七段戦両対局ともに非常に厳しい勝負で、 その二局を勝ち切れたことが昇級に繋がったと思います。

長期にわたる順位戦、
先生はどのように捉えていますか？

リーグ戦はモチベーションの維持が難しく、一局一局を線で捉える必要があります。一局負けたとしても切り替えの出来る能力が必要となります。

他の棋戦との違いはありますか？

持ち時間が長く、深夜に入ることが多いのが特徴です。一日の中、最も披露している時間の戦いこそが順位戦ならではの戦いと言えるでしょう。

 A級順位戦について

今期のA級順位戦の中で印象に残った一局、
一手などありましたらお聞かせください。

A級4回戦、羽生善治三冠-渡辺明竜王戦(当時)の51手目▲6六桂ですね。相手にとられるところにあえての桂打ち、しかしそれが相手にとらせることにより受けに利いているという驚愕の一手です。

3月7日のA級順位戦最終局、
視聴者へ見どころをお聞かせください。

初の静岡対局、いつもの将棋会館とは違う会場の中での最高峰の戦いです！是非ご覧ください。

 来期B2について

来期順位戦へ向けての意気込みをお聞かせください

今季同様、昇級を目指して頑張りたいと思っております。